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水道橋駅の賑わいと将来

会社の最寄り駅であるJR水道橋駅。
電車の発車時には巨人軍のメロディが流れ、東京ドームでの野球観戦ではホームから盛り上がるのではないかと思います。

そんな水道橋駅は、イベント時の乗降者数の多さの割に狭いホーム幅と、線路の間にかかる錆付いたアーチ状の柱など、老朽化を感じさせる駅です。

ただ、それも当たり前でした。構内には水道橋駅の説明があり、1906年に開業されたことの説明があります。
既に使い古されたレールを使って、そこから120年近い年月を経ているそうです。

そしてその柱が開業当時の面影を残しているのだと知ると、なんとも錆びた柱一本一本を大事にしたくなる建物です。

さてそんな水道橋駅ですが、今月、正式に中央区の築地市場跡地に読売新聞グループなどが参画してスタジアムなど総合レジャー施設を2030年前半に開業するニュースがありました。

移転後の東京ドーム跡地は、高層マンションなどを中心とした住居区域になる計画があるそう。

今は水道橋駅周辺にはイベント帰りのお客向けに多くの飲食店があり、店内外に選手のサインやイベントポスターも張られてイベント感のある町ですが、そんな賑わいもあと数年ということでしょう。

イベントがある日にはお祭りみたいな人混みをスーツ姿で横切って駅を利用していますが、こんなことも水道橋駅ならではの体験。
大切な記憶にしたいと思います。