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少し前に、上野恩賜公園内にある上野の森美術館で開催されていたモネ展へ行ってきました。

上野駅から数分歩き公園に着くと、立ち止まって足元の写真を撮っている人々の姿が。
何があるのだろう、と疑問に思い同じように足元を見てみると、アスファルトの上には水で描かれたキャラクターたちがいました。

こちらはアンパンマンに登場するドキンちゃん。いまにも動き出しそうないきいきとした表情です。

思いがけずキャラクターたちから元気をもらったところで、目的のモネ展へ入場しました。
どの絵の前にも人だかりが出来ており、可能な限り絵に近付いてじっくりと見る人、絵を指差しながら小声で感想を話し合う人、離れた場所から双眼鏡で絵を見る人、絵の前で写真を撮る人など、楽しみ方も人それぞれです。

モネといえば「睡蓮」が有名ですが、今回初めて見た橋の絵の連作がとても気に入りました。

同じ場所を描いていても、時間帯や天候によって見え方が違っており、絵から漂ってくる空気や匂いも変わるようで新鮮でした。
ネットで検索すれば簡単に作品の画像を見ることも出来ますが、美術館へ行き絵の前に立つと、画面で見るだけではわからない絵の持つ力を感じられる気がします。

素朴な風景や穏やかな色彩に癒された日でした。